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古地図から歴史を探る勉強会

2017年8月24日 社内研修  

8月の勉強会のテーマは『古地図とふれあおう!』です。

講師は昨年入社のSさん。
なんとSさんが個人的に所有しているという古地図を見ながら、歴史と親しみました。



Sさんは学生時代の研究の一環で古地図を使用していて、
それをきっかけに古地図に興味を持つようになり、
某街歩きの番組を見たり、気になる街の図書館へ行き古地図を手に入れるようになったそうです。

今回は、プライムハートの事務所にほど近い、日本橋の古地図(1679年、1911年、1958年、1970年)を見ながら進めました。

日本橋の歴史

日本橋は昔、江戸城があり、その周りを水路が囲むようにあった
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そこからたくさんの魚を取ることができ、幕府へ納めていた
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しかし、大漁の魚が取れるため魚が余るようになった
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捨ててしまうのはもったいないという考えから魚を市民にも売ろう!と魚の取引が日本橋で行われた
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現在築地にある魚市場は、築地の前は日本橋にあった
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魚以外の商売も始まった
・魚をさばく包丁屋
・料理をする飲食店
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現在でも残る店舗(老舗)もある

地図を見てみると、1679年、1911年の古地図には水路がありましたが、
歴史的背景(幕府へ魚を納めること)や人口増加によって埋め立てられたこともあり、
1958年の地図からはなくなっています。

また、1970年の地図では、高速道路が日本橋の上に架かっています。
これは東京オリンピックでたくさんの人が行き来できるように高速道路ができたからです。

身近な街の歴史って、なかなか面白いですね~!!

参加者も興味シンシン





Sさん曰く、
古地図の魅力は、人の生活や街の移り変わりを見ることができて、新しい発見や気づきが生まれるところです。
その街の背景だったり歴史だったりを知っていると、古地図の楽しさが倍増します。
参加者のみなさんに楽しんでもらえるか不安でしたが、「よかった」という声をいただき安心しました。
講義中もレスポンスがたくさんあったので私自身とても楽しかったです。
とのことでした。

きっと初めての講師でドキドキしたかもしれませんが、講師も参加者も楽しい講義になったようです!!

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