2017年3月に大学を卒業して、その年の4月にカフェのホール・キッチンとして正社員で就職しました。しかし、就活を失敗した私はどこにも受からず焦っていたため、年末ギリギリに受かったこのカフェに「もうどこでもいいや」と半分投げやりな気持ちで入社していました。
そんな気持ちで入った会社のため、入社半年で既に辞めたいと思いました。店長に相談したところ「一年は続けよう」と言われたので、次の4月に辞めることを見据えた転職活動を開始しました。
その転職活動で最初に出向いたのが、都内で開催されていた女性転職者向けの合同説明会です。
そこで私は、この会社に出会いました。
説明を聞き、他のどの会社にもない独特な考え方に「ここしかない」と確信したので会社で行われている説明会にも出席し、2019年6月に入社することになりました。
入社前の求職者でも事務所に来て勉強していいため、VBA勉強会に参加して入社前からVBAの習得をしました。
ここで初めて知ったVBAでしたが、私はこういったプログラムを書くのが向いていたのか楽しく習得することができました。
私がすぐにVBAを理解したのを見て、先輩社員のみなさんが誉めてくれたので非常にモチベーションが上がりました。ここで、自分でもエンジニア方面の職に向いているのではないか?と気づきましたが、まずは現場の仕事をこなしていく中でどういった方面へ進むかを決めることにしました。
そして、初めての現場で開発寄りの案件に入らせて頂きました。
VBAも使い、初めて扱うLinux、SQLなどもここで使う必要があったため、必然的に覚えていくことになりました。
作るもの一つ一つは小さなプログラムでしたが、設計からテスト、リリースまでの流れをほとんど任されました。この現場でTalendというツールを覚えましたが、仕事をこなしていくうちに私が一番このツールに詳しいという状況になったため現場の方に頼って頂けました。
完全未経験でしたが新しいことを着実に覚えていき、ここの現場の方に必要として頂けて、何回か契約の延長がありました。
この開発寄りの現場での期間が一年ほどあったということもあり、私の心はエンジニア方面へ行こうという気持ちで固まりました。
私は最初の昇給で30万になることを目指していました。そのためには単価を上げる必要があるので、最初の現場は一年もいるつもりではありませんでしたが、結局変わることなく1年過ぎました。
単価は上がらなかったため、昇給には期待できないかな…と思っていましたが、1年間やってきた現場で身につけたスキル、お客様からの評価などを認めて頂けて、本当に30万に上げることができました。目に見える成果なので、とても嬉しく思いました。