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馬琴の住んだ地

2023年7月25日 社外研修  

こんにちは、YNです。

みなさんは『南総里見八犬伝』や『椿説弓張月』という作品名をご存じでしょうか?読んだことがなくても「名前は知っている」という方は多いのではないでしょうか。

これらの物語は、「曲亭馬琴(滝沢馬琴)」という戯作者(戯作=江戸後期の通俗小説)により執筆されました。そして秋葉原には、そんな曲亭馬琴が『近世説美少年録』や『開巻驚奇侠客伝』という物語を執筆していた際に住んでいた住居の跡地が石碑となって残っているのですが、今回はその場所を訪れてみました!

住居跡地は秋葉原駅から徒歩7分、芳林公園の入り口脇にあります。

跡地なので住宅そのものは残っていませんが、曲亭馬琴はここで58歳からの12年間を過ごしています。

いまや秋葉原は電気街とも呼ばれており、電化製品やオタク文化の街として世界的にも有名ですが、かつては日本有数の戯作者が住んでいた地だと思うと時代の移り変わりの面白さが垣間見えるようですね。